Sims4にReshade導入かんたんメモ・後編
後編ではSims4を起動してReshadeの詳細設定をしています。
(2023.8.2追記;Reshade5.9.0の内容に修正済です)
前回はReshadeのインストール方法について書きました。
今回はSims4を起動させて、Reshadeの詳細設定をしていきます。
※Reshade導入・使用はPCに負担をかけますし、自己判断でお願いします。
Sims4を起動すると同時にReshadeも読み込まれ、オープニング画面にこのような表示が出ます。
デフォルトでは、Reshadeのチュートリアルをスタートさせるのは「HOME」と書かれています。
Sims4起動後、Reshadeのメニュー画面を出すために必要になるので覚えておいてください。
もしReshade読み込み時に、何かエラーがあった場合は、ここに赤文字のエラー内容が表示されます。
もしエラーが出ていてもSims4の起動は可能な場合が多いので、起動したあとでエラー原因を特定します。
対処は後述しています。
(前編に記載した通り、何もプリセットを入れてない状態なら、まずこの段階でエラーになることはないかと。
もし最初のSims4起動時にエラーが出て起動もできない場合は、以前入れていた古いヴァージョンのReshadeやGshadeのファイルが何か残っていることも考えられるので、Binフォルダ内を再確認ください)
Sims4が起動してゲーム画面に移行したら、Reshadeのメニュー画面を呼び出しましょう。
さきほどオープニング画面で表示されていた通り「HOME」を押してください。
最初はReshadeについての英語のチュートリアルなので、「continue」を押してざっと読むか、「Skip Tutorial」で飛ばしてもOK。
チュートリアルが終わったら、Reshadeの詳細設定をしていきます。
上部バーのsettingsタブを押すと、このような画面になります。
デフォルトでは、メニュー画面を呼び出すために押した「HOME」とスクリーンショットのキーだけが設定された状態です。
その他のショートカットキーを指定しておくと便利なので設定してみましょう。
・Overlay Key・・・Reshadeのメニュー画面呼び出し用キー(メニュー画面を閉じるときもこれを押します)デフォルトでは「HOME」
・Effect Toglle Key・・・Reshadeのエフェクト効果のON/OFF用キー
・ScreenShot Key・・・Reshadeを使ったSSの撮影用キー
(PC画面上でReshadeの効果がかかっていても、いつもの「C」で撮影したら、Reshadeの効果が反映されていないSSが撮影されます)
・Screenshot Path・・・Reshadeを使って撮影したSSの保管先。(前編の準備作業で用意されていれば)
【注意】 ショートカットキーは任意のキーで良いのですが、注意しないといけないのは、元からあるSims4のショートカットキーと重複しないことです。
下記サイトで、既存のSims4ショートカットキーを確認の上、設定ください。
たとえば私はこのようにショトカ設定しています↓
Sims4ゲーム画面で「Shift+F6」押してReshadeの効果をかけます。
プリセットを変えたり、効果を変えたいときは「Shift+F8」を押してメニュー画面呼び出し。
Reshadeの効果がかかったSSを撮影するときは「Shift+F10」・・・といった流れです。
前編ではプリセットはまだ入れないほうがおすすめ、と書いたので、まだ何も入れてない場合はこの時点で「Effect Toglle Key」に指定したショートカットキーを押してもゲーム画面に何も変わり無いかと思います。
もしこの時点でReshadeの動作確認をしてみたい場合は、Reshadeのメニュー画面の上部バーの「HOME」を押して、ずらっと並んだチェックボックスをどれでもいいのでいくつかポチポチ押してみてください。
ゲーム画面に何かしらのエフェクト効果がかかると思います。
(おもなシェーダーの項目説明は「プリセットについて」の欄で後述しています)
確認後、メニュー画面を閉じたいときは、メニュー画面呼び出しと同じショートカットキー(デフォルトでは「HOME」)を押します。
Reshadeのエフェクトをオフにしたいときは、エフェクトをかけたときと同じショートカットキーを押します。
プリセットの導入方法や導入場所などについては後述していますのでそちらをご覧ください。
Sims4を起動させたとき、上部バーに赤文字のエラーが出ていた場合の対処です。
まずは何が原因なのか特定するため、Logで確認してみます。
Reshadeのメニュー画面を出して「Log」を押します。
これは、私が、Reshade3.4.1で作られたプリセットを使いたくて、その当時の最新版だった4.9.1ではなく、3.4.1をインストールしたときのログエラー画面です。
黄色文字だけでなく、赤色文字のエラーが出ています。
CCクリエイターのamoebaeさんも、ReshadeのQ&Aの中で、yellow errorsはあまり気にしなくていいけど、red errorsはシリアスと書かれていました。⇒■
私の場合、何度インストール&アンインストールをやり直しても、3.4.1では赤文字エラーが消えなかったので、結局、最新版の4.9.1を使うことにしました。
赤文字エラーの原因の多くは、インストールしたReshadeと、プリセット製作時のReshadeバージョンとの整合性が取れていないせいです。
放置しておくと、Reshadeが起動しなくなることもあるそうなので、赤文字でエラーメッセージが出ていたら、ログでエラー原因をチェックすることをおすすめします。
DOFとは、被写体深度のこと。いわゆる「ぼけ」のことです。
「C」で撮影した未加工SSです。 ReshadeでDOF効果をかけたときのSSです。
このように、「ぼけ」をかけることをDOFといいます。
オンマウスで、好きな場所にカメラの焦点を合わせます。
デフォルトだと、Sims4の場合はDOF効果がうまくかからないことがあります。 そのときは数値設定の変更をします。
1)メニュー画面を呼び出してHOMEタブを押します
2)「Edit global preprosessor definitions」バーをクリック
3)RESHADE_DEPTH_INPUT_IS_REVERSEDの値がデフォルトでは「1」になっているので、「0」に変更
4)最下部のリロード・バーを押します
<参考>
上記の数値変更はSims4の場合です。ゲームによって数値は違います。
DOFが有効かどうかは、DisplayDepthのエフェクトをオンにして、「法線マップ」を確認すればいいそうです。
上記サイト様が「法線マップ」について詳しく解説してくださっています。
もし、上記の数値変更後、リロード・バーを押してSims4を再起動しても、「ぼけ」がうまくかからない場合。
いずれかの方法で、DOFが有効になるかもしれないので、お試しください。
・「Performance Mode」にチェックを入れてみる
(このときは、各エフェクトの数値を変更できなくなりますので注意。チェックを外すと、また数値を変更できるようになります)
・DOF.fx欄の「DOF_AUTOFOCUS」にチェックを入れてみる
・DOF.fx欄の「DOF_MOUSEDRIVEN_AF」にチェックを入れてみる
・DOF.fx欄の「DOF_AUTOFOCUS」「DOF_MOUSEDRIVEN_AF」両方にチェックを入れてみる
・Sims4ゲームオプションの「ポストエフェクト」をON/OFFしてみる
私も、最初は、遠くの背景には「ぼけ」がかかっているのに、なぜか、手前や、任意の場所にはかからない状態でした。
ぐるぐるマウスを動かしてみてもダメだったのですが、何度か再起動してるうちに、マウスオンしている部分がシャープに、それ以外には、ぼけが入るようになりまして。
キャッシュか何かが影響していたのかも?
それまでは、上記、「法線マップ」を確認したり、何がいけないのか、いろいろ試行錯誤してしまいました。
今はDOF効果も、ちゃんとかかっています。
必須ではないのですが、「Full Bloom MultiLUT」を入れると、さまざまな色味や明るさに、簡単に変えられるので、おすすめです。
MultiLUTの種類だけを変えて撮影してみました。
色やSSの雰囲気が、それぞれに異なっています。
▼の部分を押して選ぶだけなので、Reshade初心者でも簡単に、いろいろな色味を楽しめますよ。
60種類以上のエフェクトの中から、自由に選べますので、出したい雰囲気に合ったエフェクトが見つかるのではないでしょうか。
ちなみに、私が、お気に入りでよく使うのは、一番上のSSで使用した「mPhantom」です。
4.9.1でも、トラブルなく使えています。←これ大事!
1)上記サイトのリンクから「amoebae – Full Bloom 66 MultiLUT.7z.」をダウンロードします。
3)「amoebae_fullbloom66_multilut」は、TS4_x64.exeがあるbinフォルダ内のreshade-shaders>Texturesフォルダ内に。
「.fx」ファイルは、「シェーダー」と呼ばれるエフェクタなので、Shadersフォルダ内に入れます。
一方、Texturesフォルダは、ご覧の通り、「画像」テクスチャを入れる場所です。
ファイルを入れ間違えると、効果が反映されないので、ご注意ください。
通常、プリセット(.iniファイル)はTS4_x64.exeがあるbinフォルダ直下に入ります。
【2023.8.3追記】
Reshade5.9では自分でプリセット用フォルダを作って、そこにプリセットをまとめて入れることが出来ました。
(5.6のときは出来なかったかと)
Reshade導入後、任意の名前の新フォルダを上記のbinフォルダ直下に追加して、そこにプリセット(.iniファイル)を入れておくと、次にSims4を起動させたときには新フォルダを指定することができます。
このほうが、binフォルダがごちゃごちゃしなくていいのでおすすめ。
こちらは、私が練習用に作ってみたテスト用プリセットです。
テスト用プリセットの中身です。
私もまだReshadeの勉強中ですが、エフェクトの簡単な説明だけしてみました。
数値はデフォルトのままで、ほぼ、いじっていません。
明るさや色味は、「MultiLUT」の▼をぽちぽちして、調整しています。
DOFをかけたいときは「MagicDOF」「MartyMcFlyDOF」のどちらか、もしくは両方を。
他に、 「Tecnicolor2」や「DepthHaze」「Tonemap」「Levels」「FilmicPass」をONにすることもあります。
まずは、お試しで、上記SSのエフェクトを、ON/OFFして、Reshadeによる色味の変化などを見てみてください。
以下、上記のテスト用プリセットを使って撮影したSSです。
(上;「C」キーで撮影した未加工SS。下;テスト用プリセットで撮影したSS)
(↑これだけはDOFをかけています)
各エフェクト欄にチェック入れてONにしただけでも、SSの雰囲気が、がらっと変わります。
さらに、amoebaeさんの「MultiLUT」のお陰で、Reshade初心者でも簡単に色味や明るさ調整を楽しめます。
エフェクト効果を確認しながら、好みの「自作プリセット」を作ってみるのも良いのではないでしょうか。
(プリセット名の右端の「+」を押すと、新しいプリセット名をつけて保存できます)
Reshade初心者さんが最初にインストールするなら、miiuさんのプリセットがおすすめです。
こちらのページで配布されています。
日本語で詳しい説明が書かれているプリセットって、なかなか無いのですよね。
キーを押せば明るさ調整などできるようにして下さっているので使いやすいです。
光の「ぼけ」効果もとても綺麗です(*´ω`*)
Reshadeを使い始めて日が浅いので、DOFとか、まだまだ調整したいこといっぱいです。
もっと、いろんなエフェクトをぽちぽちして使ってみたり、数値も自分好みに変えてみたいですね。
自分用メモとして書き留めた記事ですが、これからSims4にReshadeを導入される方の参考になれば嬉しいです(*´ω`*)
(2023.8.2追記;Reshade5.9.0の内容に修正済です)
前回はReshadeのインストール方法について書きました。
今回はSims4を起動させて、Reshadeの詳細設定をしていきます。
※Reshade導入・使用はPCに負担をかけますし、自己判断でお願いします。
Reshadeの詳細設定をする
Sims4を起動させて動作確認
Sims4を起動すると同時にReshadeも読み込まれ、オープニング画面にこのような表示が出ます。
デフォルトでは、Reshadeのチュートリアルをスタートさせるのは「HOME」と書かれています。
Sims4起動後、Reshadeのメニュー画面を出すために必要になるので覚えておいてください。
もしReshade読み込み時に、何かエラーがあった場合は、ここに赤文字のエラー内容が表示されます。
もしエラーが出ていてもSims4の起動は可能な場合が多いので、起動したあとでエラー原因を特定します。
対処は後述しています。
(前編に記載した通り、何もプリセットを入れてない状態なら、まずこの段階でエラーになることはないかと。
もし最初のSims4起動時にエラーが出て起動もできない場合は、以前入れていた古いヴァージョンのReshadeやGshadeのファイルが何か残っていることも考えられるので、Binフォルダ内を再確認ください)
ショートカットキーを設定
Sims4が起動してゲーム画面に移行したら、Reshadeのメニュー画面を呼び出しましょう。
さきほどオープニング画面で表示されていた通り「HOME」を押してください。
最初はReshadeについての英語のチュートリアルなので、「continue」を押してざっと読むか、「Skip Tutorial」で飛ばしてもOK。
チュートリアルが終わったら、Reshadeの詳細設定をしていきます。
上部バーのsettingsタブを押すと、このような画面になります。
デフォルトでは、メニュー画面を呼び出すために押した「HOME」とスクリーンショットのキーだけが設定された状態です。
その他のショートカットキーを指定しておくと便利なので設定してみましょう。
・Overlay Key・・・Reshadeのメニュー画面呼び出し用キー(メニュー画面を閉じるときもこれを押します)デフォルトでは「HOME」
・Effect Toglle Key・・・Reshadeのエフェクト効果のON/OFF用キー
・ScreenShot Key・・・Reshadeを使ったSSの撮影用キー
(PC画面上でReshadeの効果がかかっていても、いつもの「C」で撮影したら、Reshadeの効果が反映されていないSSが撮影されます)
・Screenshot Path・・・Reshadeを使って撮影したSSの保管先。(前編の準備作業で用意されていれば)
【注意】 ショートカットキーは任意のキーで良いのですが、注意しないといけないのは、元からあるSims4のショートカットキーと重複しないことです。
下記サイトで、既存のSims4ショートカットキーを確認の上、設定ください。
たとえば私はこのようにショトカ設定しています↓
Sims4ゲーム画面で「Shift+F6」押してReshadeの効果をかけます。
プリセットを変えたり、効果を変えたいときは「Shift+F8」を押してメニュー画面呼び出し。
Reshadeの効果がかかったSSを撮影するときは「Shift+F10」・・・といった流れです。
おためしでエフェクト効果をかけてみたい場合
前編ではプリセットはまだ入れないほうがおすすめ、と書いたので、まだ何も入れてない場合はこの時点で「Effect Toglle Key」に指定したショートカットキーを押してもゲーム画面に何も変わり無いかと思います。
もしこの時点でReshadeの動作確認をしてみたい場合は、Reshadeのメニュー画面の上部バーの「HOME」を押して、ずらっと並んだチェックボックスをどれでもいいのでいくつかポチポチ押してみてください。
ゲーム画面に何かしらのエフェクト効果がかかると思います。
(おもなシェーダーの項目説明は「プリセットについて」の欄で後述しています)
確認後、メニュー画面を閉じたいときは、メニュー画面呼び出しと同じショートカットキー(デフォルトでは「HOME」)を押します。
Reshadeのエフェクトをオフにしたいときは、エフェクトをかけたときと同じショートカットキーを押します。
プリセットの導入方法や導入場所などについては後述していますのでそちらをご覧ください。
Sims4起動時にReshadeのエラーが表示された場合
Sims4を起動させたとき、上部バーに赤文字のエラーが出ていた場合の対処です。
まずは何が原因なのか特定するため、Logで確認してみます。
Reshadeのメニュー画面を出して「Log」を押します。
これは、私が、Reshade3.4.1で作られたプリセットを使いたくて、その当時の最新版だった4.9.1ではなく、3.4.1をインストールしたときのログエラー画面です。
黄色文字だけでなく、赤色文字のエラーが出ています。
CCクリエイターのamoebaeさんも、ReshadeのQ&Aの中で、yellow errorsはあまり気にしなくていいけど、red errorsはシリアスと書かれていました。⇒■
私の場合、何度インストール&アンインストールをやり直しても、3.4.1では赤文字エラーが消えなかったので、結局、最新版の4.9.1を使うことにしました。
赤文字エラーの原因の多くは、インストールしたReshadeと、プリセット製作時のReshadeバージョンとの整合性が取れていないせいです。
放置しておくと、Reshadeが起動しなくなることもあるそうなので、赤文字でエラーメッセージが出ていたら、ログでエラー原因をチェックすることをおすすめします。
DOFについて
DOFとは、被写体深度のこと。いわゆる「ぼけ」のことです。「C」で撮影した未加工SSです。 ReshadeでDOF効果をかけたときのSSです。
このように、「ぼけ」をかけることをDOFといいます。
オンマウスで、好きな場所にカメラの焦点を合わせます。
DOFのための数値変更をする
デフォルトだと、Sims4の場合はDOF効果がうまくかからないことがあります。 そのときは数値設定の変更をします。
1)メニュー画面を呼び出してHOMEタブを押します
2)「Edit global preprosessor definitions」バーをクリック
3)RESHADE_DEPTH_INPUT_IS_REVERSEDの値がデフォルトでは「1」になっているので、「0」に変更
4)最下部のリロード・バーを押します
<参考>
上記の数値変更はSims4の場合です。ゲームによって数値は違います。
DOFが有効かどうかは、DisplayDepthのエフェクトをオンにして、「法線マップ」を確認すればいいそうです。
上記サイト様が「法線マップ」について詳しく解説してくださっています。
DOF効果が有効にならない場合の対処方法
もし、上記の数値変更後、リロード・バーを押してSims4を再起動しても、「ぼけ」がうまくかからない場合。
いずれかの方法で、DOFが有効になるかもしれないので、お試しください。
・「Performance Mode」にチェックを入れてみる
(このときは、各エフェクトの数値を変更できなくなりますので注意。チェックを外すと、また数値を変更できるようになります)
・DOF.fx欄の「DOF_AUTOFOCUS」にチェックを入れてみる
・DOF.fx欄の「DOF_MOUSEDRIVEN_AF」にチェックを入れてみる
・DOF.fx欄の「DOF_AUTOFOCUS」「DOF_MOUSEDRIVEN_AF」両方にチェックを入れてみる
・Sims4ゲームオプションの「ポストエフェクト」をON/OFFしてみる
私も、最初は、遠くの背景には「ぼけ」がかかっているのに、なぜか、手前や、任意の場所にはかからない状態でした。
ぐるぐるマウスを動かしてみてもダメだったのですが、何度か再起動してるうちに、マウスオンしている部分がシャープに、それ以外には、ぼけが入るようになりまして。
キャッシュか何かが影響していたのかも?
それまでは、上記、「法線マップ」を確認したり、何がいけないのか、いろいろ試行錯誤してしまいました。
今はDOF効果も、ちゃんとかかっています。
Full Bloom MultiLUT by pictureamoebae
必須ではないのですが、「Full Bloom MultiLUT」を入れると、さまざまな色味や明るさに、簡単に変えられるので、おすすめです。MultiLUTの種類だけを変えて撮影してみました。
色やSSの雰囲気が、それぞれに異なっています。
▼の部分を押して選ぶだけなので、Reshade初心者でも簡単に、いろいろな色味を楽しめますよ。
60種類以上のエフェクトの中から、自由に選べますので、出したい雰囲気に合ったエフェクトが見つかるのではないでしょうか。
ちなみに、私が、お気に入りでよく使うのは、一番上のSSで使用した「mPhantom」です。
4.9.1でも、トラブルなく使えています。←これ大事!
Full Bloom MultiLUT導入方法
1)上記サイトのリンクから「amoebae – Full Bloom 66 MultiLUT.7z.」をダウンロードします。
(2つあるほうの、上の圧縮ファイルをDL)
DLした圧縮ファイルを解凍すると、2つのファイルになります。
「MultiLUT.fx」と「amoebae_fullbloom66_multilut」です。
2)「MultiLUT.fx」は、TS4_x64.exeがあるbinフォルダ内のreshade-shaders>Shadersフォルダ内に。
(通常は、C>Program Files (x86)>OriginGames>The Sims4>Game>bin>reshade-shaders>Shaders
Steam版はまた違うかも)
3)「amoebae_fullbloom66_multilut」は、TS4_x64.exeがあるbinフォルダ内のreshade-shaders>Texturesフォルダ内に。
「.fx」ファイルは、「シェーダー」と呼ばれるエフェクタなので、Shadersフォルダ内に入れます。
一方、Texturesフォルダは、ご覧の通り、「画像」テクスチャを入れる場所です。
ファイルを入れ間違えると、効果が反映されないので、ご注意ください。
プリセットを入れる場所について
通常、プリセット(.iniファイル)はTS4_x64.exeがあるbinフォルダ直下に入ります。
【2023.8.3追記】
Reshade5.9では自分でプリセット用フォルダを作って、そこにプリセットをまとめて入れることが出来ました。
(5.6のときは出来なかったかと)
Reshade導入後、任意の名前の新フォルダを上記のbinフォルダ直下に追加して、そこにプリセット(.iniファイル)を入れておくと、次にSims4を起動させたときには新フォルダを指定することができます。
このほうが、binフォルダがごちゃごちゃしなくていいのでおすすめ。
こちらは、私が練習用に作ってみたテスト用プリセットです。
テスト用プリセットの中身です。
私もまだReshadeの勉強中ですが、エフェクトの簡単な説明だけしてみました。
数値はデフォルトのままで、ほぼ、いじっていません。
明るさや色味は、「MultiLUT」の▼をぽちぽちして、調整しています。
DOFをかけたいときは「MagicDOF」「MartyMcFlyDOF」のどちらか、もしくは両方を。
他に、 「Tecnicolor2」や「DepthHaze」「Tonemap」「Levels」「FilmicPass」をONにすることもあります。
まずは、お試しで、上記SSのエフェクトを、ON/OFFして、Reshadeによる色味の変化などを見てみてください。
以下、上記のテスト用プリセットを使って撮影したSSです。
(上;「C」キーで撮影した未加工SS。下;テスト用プリセットで撮影したSS)
(↑これだけはDOFをかけています)
各エフェクト欄にチェック入れてONにしただけでも、SSの雰囲気が、がらっと変わります。
さらに、amoebaeさんの「MultiLUT」のお陰で、Reshade初心者でも簡単に色味や明るさ調整を楽しめます。
エフェクト効果を確認しながら、好みの「自作プリセット」を作ってみるのも良いのではないでしょうか。
(プリセット名の右端の「+」を押すと、新しいプリセット名をつけて保存できます)
おすすめのプリセット
Reshade初心者さんが最初にインストールするなら、miiuさんのプリセットがおすすめです。
こちらのページで配布されています。
日本語で詳しい説明が書かれているプリセットって、なかなか無いのですよね。
キーを押せば明るさ調整などできるようにして下さっているので使いやすいです。
光の「ぼけ」効果もとても綺麗です(*´ω`*)
さいごに
Reshadeを使い始めて日が浅いので、DOFとか、まだまだ調整したいこといっぱいです。もっと、いろんなエフェクトをぽちぽちして使ってみたり、数値も自分好みに変えてみたいですね。
自分用メモとして書き留めた記事ですが、これからSims4にReshadeを導入される方の参考になれば嬉しいです(*´ω`*)