恐ろしく懐かしい廃屋【Life&Death】

いよいよ「Life&Death」のプレイ開始します。


赤い大地、ストレンジャーヴィルに雪が降ったその日。

オクタビオはある手紙を受け取りました。

それは、長く音信不通だった父親が亡くなったという知らせでした。

そして、父親の遺した家があるので、見に来てほしい、と。
でも、それはなぜか、記憶の隅にある父親の筆跡とよく似た字で書かれた手紙でした…。

というわけで。

ストレンジャーヴィルのこの家、とても気に入っていたのですが(呪われた家だったけどw)、引っ越すことになりました。

もちろん、お引越し先は…

レイヴンウッドです。

父親が遺したという家にオクタビオとルチア、アンナちゃんでやってきました。



「なに、パパ、ここ、ボロボロでお化け屋敷みたいだよーっ!」

アンナちゃんが驚きのあまりそう言うのも無理はありません。
屋根にはいくつもの穴が空き、ガラス窓も割れ放題だったのですから。

「ま、まあ、家の中はそうでもないかもしれないよ? だって最近までオヤジが住んでたんだし…」

そう言いながら、オクタビオが家に入ってみると…


「あー、えっと…」

そこは、蜘蛛の巣だらけ。椅子は倒れ、床には穴も開いています。



「キッチンも蜘蛛の巣だらけで、長く使われてなさそうね…」

「パパー! 二階もボロボロー!」

「うわあああん…!」

ほんとに、こんなボロボロの家に住むの?
やだー! ストレンジャーヴィルのおうちに帰りたいよ~!

ってそのときアンナちゃんは思ってたに違いありません。

一方、その頃のオクタビオ・パパは感慨にふけっていました。
「あー、懐かしいなあ。ここ、僕とルチアの子供部屋だったんだよねぇ。この部屋、オヤジとお袋が別れたとき、お袋と一緒に出て行った日以来だよ…」

今はもうボロボロですけどね。

アンナちゃんが向かったこちらのお部屋は…

どうも幼児用のお部屋だったようです。

たぶん当時は可愛いお部屋だったのでしょうが、今は床に穴も開いて、見る影もないですが。
(クマちゃんも倒れてる)

どこのお部屋も蜘蛛の巣だらけで、壁紙は剥がれ、屋根や床はあちこちに穴が開いています。

さすがに、このままじゃここに住めそうにないなあ。

というわけで。

ボロボロのお家は改装することになりました。

まあ、それでもオクタビオはこのお化け屋敷みたいな「恐ろしく恐ろしい」廃屋に大いに喜んでいたようですけどねw

そして…

無事、おうちの改装作業終わりました。
屋根にも床にも、もう穴は開いていませんw

「っしゃーっ!」

こちらの遺影が、オクタビオとルチアの父親でアンナちゃんのお爺さん、フレドリクです。

今はゴーストの姿になっております。死因は過労死です。

ストレンジャーヴィルの家には、ジェラルディンとマドレーヌに残ってもらうことに。

新たに、レイヴンウッドの家にはゴーストのフレドリクおじいちゃんのほか、オクタビオ、ルチア、アンナちゃん、飼い猫のキアラが加わりました。

「会いたかったぞ、息子よー!」

何十年かぶりに抱き合う父と息子。

そして初めて見るおじいちゃんの姿に、アンナちゃんは不安そうな表情を隠せません。
(おじいちゃんがユーレイ…?みたいな)

「おお。これで、やっと家族全員揃ったな!」

久々の家族との再会に、おじいちゃん、高いテンションを隠し切れませんw

「君がアンナだね? 私がおじいちゃんだよ。ずっと君に会いたいと思ってたんだ」

「…おじいちゃん!」

ぎゅーっ。

「おじいちゃんは過労死しちゃったんだ。絵描きなんだけど、つい寝食忘れて絵を描きすぎてしまってね…」

「えーっ! 何も食べなかったの? アンナなんて、おやつ食べないと死んじゃうよ~?」

中の人も同じです。

…とそんなわけで、ゴーストおじいちゃんとの同居が始まったのでした。



今回、ギャラリーからお借りしたのは、こちらの区画です。

よく区画をお借りしているsimpolcheeksさんの作品。
とにかくボロボロ具合がすごいです!

その後、住めるようにするため、中を少し改装させて頂きました(*´ω`*)

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